新築注文住宅!1年定期点検時チェックポイントと我が家の不具合

新築一戸建て【施工】

我が家も引渡しから早1年を迎えようとしています。アールギャラリーから「定期点検についてのご案内」が届きました。そこで6カ月点検の時と同様に、事前に自分でチェックポイントを確認しておき相談したいと思います。

アールギャラリーでは引き渡し後、半年、1年、2年、5年、10年の定期点検を実施しています。無料です。

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1年点検時のチェックポイント

まずは事前にチェックすべきポイントを洗い出してまとめておきます。

  • クロスは「ズレ」「隙間」は無いか?
  • 床に「軋み」「割れ」「床鳴り」など無いか?
  • 「屋根」「庇」は正常か?雨漏りは無いか?
  • 「カビ」など生じていないか?(雨漏り)
  • 床下や家内に「蟻」など虫はいないか?
  • ドアストッパーに「歪み」は出ていないか?
  • 引き戸などの「建具」はスムーズに動くか?
  • 外壁に「痛み」は無いか?

ちなみに6カ月点検時の記録記事もあります。6カ月点検を踏まえて1年点検を迎えようと思います。

新築注文住宅!家の6 ヶ月定期点検で実際の不具合箇所
新築注文住宅の我が家で実際にあった、6カ月点検時点での不具合箇所をまとめています。どんな箇所に不具合が出やすいのか?これから新築される方や定期点検を迎える方の参考にして頂ければ幸いです。

基礎のモルタル塗装の「割れ」「ラック」

6カ月点検時に確認した箇所で、建物基礎と地面のつなぎ目の土台部分に塗られていたモルタル塗装が剥げていた件です。ちなみに基礎の塗装は「モルタル刷毛引き」です。

6カ月点検時よりも割れが増えました。2年点検時にまとめて修理する予定になっていますが、家の正面なので非常に見栄えが悪いです。2年間見栄えが悪い状態が続くことになるのか・・・

こちらの「ひび割れ」は変化無し。

基礎のモルタル塗装の「割れ」「ラック」は2年点検時にまとめて補修

シロアリの蟻道は無いか?虫はいないか?

家の基礎を一回りぐるっと見まわしましたがシロアリの蟻道も無くホッとしました。変な虫も見られませんでした。引渡し直後には「ヤスデ」が大量に出ていたのですが今年は見られなくなりました。何処かに引っ越したのか死滅したのか・・・

基礎問題なし。虫も無し。

玄関ドアの上のシーリングから雨漏り

6カ月点検時に相談した箇所です。玄関扉上のシーリングから雨水が滴り落ちてくる箇所です。おそらく雨仕舞をミスってるのでは無いかと思われます。水の行き場が無くなってシーリングから漏れ出ていることが予想されます。早急に直して欲しいのですが「6カ月点検時には持ち帰って対応検討します。」と言って連絡無し。大丈夫か!?

下の写真を見て問題個所が分かりますでしょうか?

雨水が滴り出て流れた跡が残っています。

壁の中どうなってるんだろうか?おそらく浸湿防水シートで守られているかとは思いますが、この後何十年も住む家の玄関部なので非常に気になります。

取り敢えずコーキングで補修して様子見となりました。コーキングの問題では無く水じまいの問題かと思うのですが・・・

床鳴りしていた箇所

前回の6カ月点検では「冬場に木材が乾燥したのが原因」との事で様子見となっていた箇所ですが。無事「床鳴り」はおさまりました。アールギャラリーのアフターサービス課の方が言われた通りの結果となりました。問題なし。

この箇所が床鳴りしていたのですが、スッカリおさまりました。

ちなみに、ウォールナットの床色はリビングが暗くならないか心配でしたが、設計士さんが南東の掃き出し窓を大きなサイズにしてくれた事もあって、リビングは明るくて1年経った今でも非常に満足しています。設計士さんありがとうございます!掃き出し窓のサイズ変更提案は最高の結果です!

ちなみに我が家の床材は「朝日ウッドテック ライブナチュラルMRXブラックウォルナット3P」です。付け板でメンテナンスフリーです。反ってくることも無く見た目も良くて素足で歩いても気持ちが良いです。

代わりに、階段1段目にお掃除ロボットのスペースを作っていた箇所から「軋む音」がしています。まぁ、ここは構造上仕方が無いです。想定内です。

6月の点検だったせいか木が水分を含んでいたため、点検時は床鳴りしませんでした。

引き戸など建具の確認

6カ月点検時に引き戸のすべりが悪くて調整してもらった箇所です。その後、全く問題なく動作しています。他の建具もチェックしたのですが全て問題なしでした。

キャビネットと壁の隙間

キャビネットの横に巾木があって隙間があります。埃が溜まるので、施工方法がこれであっているのか?確認してくれると言う事に6カ月点検時になっていました。その後、何も連絡無かったので1年点検時にも確認必要箇所です。

施工方法を確認してきてくれて、これで合っているとの回答頂けました。隙間は設計通りとのことです。

壁の凹み

玄関入ってすぐの壁に凹みがある箇所です。6カ月点検時に「引き渡し後なので保証対象外」と言われています。気になる箇所ですが仕方ありません。

近づくと凹みが良く分かります。

今回1年点検時に壁紙をチェックしていたら、2階のウォークインクロゼット入口上にも凹みが確認されました。

画像だと分かり難いかも知れませんが、凹んでいて触ると良く分かります。

こんな所を自分で凹ませるような事は有り得ないので、最初から凹んでいた箇所を上から壁紙貼ったとしか思えません。そう思うと、やっぱり玄関の凹みも最初から凹んでいた可能性が高い気がします。壁紙貼って誤魔化したのか?と疑ってしまいますが、恐らくココも補償対象外でしょう。

外壁のサイディング材の「割れ」「傷」

外壁のサイディング材に傷や割れが無いか確認しました。つなぎ目が広がっていないか?気になりましたが通常範囲内です。「傷」や「割れ」も無くてホッとしました。北側にコケなども生えていません。問題なしです。

外壁の「反り」「亀裂」「うねり」も確認しましたが問題なしでした。良かった。

ちなみに我が家の外壁は「ニチハ Fu-ge セルクレール エルフィンMGグレー」です。資料によると、点検スケージュールは築後15年頃と25年~30年頃になっていました。

あと、たまに鳥が来て鳥糞をしてくので対策グッズを買っておきました。掃除する面倒から解放されます。

外壁のコーキング材

我が家のコーキング材はグレードアップしてあり耐久性の高い物を使っています。それでもよく見てみると南東の日当たりの良い場所と日陰の場所とで劣化具合が違いが分かります。紫外線の影響でしょう。

日当たりの良い場所のシーリング

日陰の箇所のシーリング。比較すると日向の箇所のシーリングの方が、わずかですが凹みが大きい気がします。

ちなみに我が家のシーリング材は標準仕様品から高耐久な物に変更しています。「ニチハ プラチナシール」を使用しています。15年の保証が付いている商品です。外壁のメンテナンス時期までコーキング材の修理が要らないようにランクアップしています。

造作カウンターと壁紙の継ぎ目の亀裂

造作カウンターのと壁紙との継ぎ目に「歪み」が出ていました。

どうやって補修するのでしょうか?切り取ってコーキング材か!?

2年点検時にまとめて補修となりました。

壁紙の隙間

新築から2年程度は木造住宅は乾燥などで木材が動くので壁紙に歪みが生じます。隙間も出てきます。通常2年目の点検時に補修となりますが、今回隙間が見られましたので写真に残しておきます。点検時にも相談しておく事にします。

階段と壁紙との間に隙間が生じています。コーキングで補修になるかと思われます。

台所の収納棚と壁紙との間にも隙間が生じてきていました。

ウォークインクロゼットの天井部分にも歪みが出ていました。

階段の窓近くにも歪みが出ていました。

壁紙クロスの歪みは想定内なので問題無しです。

窓枠左上部分については即補修可能とのことで補修頂けました。他は2年点検時に補修予定となりました。

換気口の汚れ

換気口の中が汚れていて、以前掃除をしました。そこで疑問だったのがフィルター交換品は買えるのか?という事です。

あと換気口の奥は掃除できなかったので何か良い方法があるか聞いてみたいと思います。

基本的にフィルターの清掃までが掃除可能範囲との回答頂けました。

お風呂・洗面台などのカビ・換気扇など

お風呂は毎日掃除しているし綺麗なままです。カビやピンク汚れなど一切ありません。トイレや洗面台の水回りも問題無しです。

疑問だったのはお風呂の換気扇はフィルターも無く、掃除をどうすれば良いのか?という事です。分解するのかな?点検時に聞いてみたいと思います。まぁ、綺麗ですけども。

蓋の裏側と換気扇を羽の拭ける範囲を拭くくらいしかできないとのことでした。

ドアストッパーの歪み

ブログなど見て回っているとドアストッパーが歪んで止まらなくなっている方がいました。

我が家のドアストッパーは全く異常なしでした。完璧な施工です。

ちなみに、Instagramなど見ていると「巾木」の施工が汚いと言う画像を良く見ますが、アールギャラリーの施工は超絶綺麗な施工です。1年経っても全く問題ありません。

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