エアコン室外機に日除けを設置しました。日除け設置にあたって注意点が色々あったのでブログにまとめておきます。調べてみて分かったのですが、日除けパネルを設置した所で吸気する空気が冷える訳では無いので「効果は気休め程度」だと思っておいた方が良さそうです。むしろ今回調べていて、室外機の吸気口に虫が詰まらないように「虫除けバリア」をした方がグッドジョブだった気がします。
エアコン室外機日除け設置の注意点
風の流れを遮ってはいけない。基本的にエアコン室外機は後ろ側から吸気して前方から排気します。熱交換しているので、この空気の流れを遮ってしまうと熱交換が上手くいかずに電気代ばかり掛かってエアコンが効かない状態になります。
エアコン室外機の日除け設置時には、廃棄・吸気を遮らないようにする必要あり。
横と後ろに金属製の吸気口が見られます。見ると羽虫が何匹か挟まっていたので取り除きました。そして、虫が挟まると気分悪いし、吸気効率が落ちるので「虫除けバリア」をエアコン室外機の近く(吸気されない程度離れた箇所)にかけておきました。
エアコン室外機の吸気口に虫を詰まらせるな!
前方・後方・横側に空きスペースを確保しておく事で熱交換がスムーズに行われます。ざっくりと目安を書いておきます。機種やメーカーによって異なります。
エアコン室外機は雨に濡れる想定で作られている
エアコン室外機は雨に濡れて汚れが洗い流される設計で作られています。そのため汚れ防止のために「雨除け」を作ったりする必要はありません。
私の購入したエアコン室外機の特徴として「室外機の天板につくホコリや汚れを防ぎます」と書かれていました。確かに汚れを防ぎますが、別に汚れても雨で洗い流されて綺麗になる設計なので問題ありません。まぁ汚れを防止しても別に良いでしょうけど、さほど意味を感じません。
夏場直射日光が当たると効率が落ちるのを防ぐ
エアコン室外機に直射日光があたれば熱を持ってしまいます。室外機が高温になれば吸気する空気にも影響があるのでは無いでしょうか?そのため夏場にエアコン室外機にあたる直射日光をカットしてエアコン効率を上げようとする訳です。
「よしず」などで日陰を作ってやると数%省エネ効果があるとTVでやっていました。しかし「よしず」で日陰を作った場合、エアコン室外機の空気の流れを遮ってしまう事が懸念されます。日除けカバーの方が合理的だと推測されます。
エアコン室外機の前方を遮ってしまうと、排熱された空気が再度吸気されてしまうのでエアコンの熱交換効率が下がります。
日除けカバー代金分くらいは省エネになるか?
計測していないので何とも言えませんが、正直そこまで省エネにならないのでは無いかと推測されます。日除けした所で吸気口から入る空気の温度にどれだけ影響があるのか疑問です。熱交換器は室内機の方についていますし。
実際、ヤフー知恵袋を読んでいたら「計測しても変わらなかった」と書いている方が見えました。
エアコン室外機の日除けカバーは昼間や西日のあたる暑い時間帯にエアコンの効きが悪くなるのを防止する目的で、気休め程度に購入した方が賢明です。
個人的にはエアコン室外機の日除けカバーを買って、設置までしておいて何ですが、必要なかったかなと思います。
私が購入した日除けパネルよりも口コミが良かった商品のリンクを貼っておきますが、あまりお勧めは出来ません。気休め程度に考えて購入検討お願いします。
コメント