アールギャラリーで新築注文住宅を建てて6カ月になります。封書が1通届きました。「定期点検についてのご案内」でした。アールギャラリーでは半年、1年、2年、5年、10年の定期点検を実施しています。無料です。アールギャラリーにはアフターサービス課があって、そこから封書が届きました。しっかりした会社です。
新築注文住宅6カ月点検での不具合箇所
しかしながら、住み始めてみるとスグにいくつか不具合箇所が見つかりました。備忘録としてブログにまとめておきます。どうしても新築住宅では、住み始めてみて分かる不具合箇所もあるようで、それで6カ月点検時にまとめて手直ししてくれるという仕組みにしている様子です。車の6カ月点検だと、ほとんど不具合箇所なんて無いのですが住宅はどうも違う様です。
基礎の塗装が剥げた
建物の基礎、つまり建物と地面とのつなぎ目の土台部分に塗られていた塗装が剥げました。コンクリートは水分を吸収してしまうので、塗装があると防水性を高めることになります。これが剥げてしまっているのは宜しくありません。
そもそも基礎部分は地面から水分を吸い上げてしまう場所だし、新築時は徐々に基礎が乾燥してコンクリートから水分が抜けていくし、真夏に塗装したので日射による温度変化もあったし、と基礎塗装が剥がれやすい環境下にあります。
外構工事後、割と直ぐにひび割れしたので、担当営業にLINEで問い合わせてみたら6カ月点検時にまとめて修繕させて頂きます。との回答でした。まぁ、想定の範囲内と言うやつでしょうか。
ちなみに、多くの塗料メーカーが「基礎専用塗料」を出しています。アールギャラリーでは何を塗ってくれているのだろうか??せっかくだから確認しておきたいと思います。
7.20頃住宅外構が完成して8.3には既にひび割れてきていました。真夏だったので、おそらく温度差が原因かと思われます。致し方ありません。
11.23時点では剥がれ落ちてしまっています。
もう一か所ひび割れ出来ていました。
基礎塗料のメリット
- 基礎の吸水性を抑える
- 防水性が高まる
- コンクリートの中性化を抑える
- 美観が高まる
- カビ・コケの発生を抑制する
メーカー別基礎塗料の種類
日本ペイイント株式会社 | ガッツモルタルNo.1 |
日本ペイント株式会社 | 水性シリコン浸透ガード |
菊水化学工業株式会社 | 基礎ガード |
株式会社アステックペイントジャパン | ベースガード |
株式会社エイブル | フューチャーコート |
点検結果、2年くらいは基礎コンクリートの乾燥が続き、ひび割れなども出てくるので2年点検時にまとめて修復してもらう事になりました。基礎専用塗料は使っていないとの事です。
玄関ドア上のシーリングから雨漏り
とある雨の日(10.18)に仕事から帰宅すると玄関ドアに水滴がついていました。
横からの雨で着いたのか?とも思ったのですが、何か不自然。
よく見てみると玄関ドア上のシーリング上部から水が染み出てきています。
施工の「雨仕舞い」をミスってないか?という疑いがあります。
6カ月点検で見てくれるのか?超不安箇所です。
見てもらった結果、持ち帰って頂き対応をどうするか検討して頂く案件となりました。通常の雨くらいなら水が滴ってくることも無いので、強い雨の時に再度確認しておきたいと思います。
床鳴りがする箇所が1箇所ある
床を歩くと「キシッ」と音がする箇所があります。毎回音がする訳では無いのですが、数回に1度「キシッ」と音がします。おそらく床下の「束」を調整すれば済む話だと思います。
恐らく冬になって木材が乾燥したことが原因だと言うことです。 毎回音が鳴る訳では無いので、 様子を見て次回点検時にも音がするようなら束の調整をしてみましょう。という事になりました。
引き戸のすべりが悪い物が1箇所ある
引き戸のすべりが良くありません。強く閉めないと、ちょこっと開いたままになってしまいます。住み始めた頃は非常に滑りが良かったのですがどうしたのでしょうか??
自分でドライバーで調節してみてもうまくいきません。他の引き戸ではうまく調節できたのですが、この引き戸だけは調子が悪いままです。
引き戸上部にあるモヘアが擦っているような気もします。調整方法を教えてもらうと思います。
直ぐに調整修正して頂けました。感謝。いったん引き戸を取り外して、引き戸の中に入っている側の調整をしたら治ったとの事です。
壁内に風がある
テレビを壁掛けにするために壁に厚みを付けている箇所があるのですが、その壁内で風が下から上に向けて吹いています。
壁の中に引き戸がしまわれる構造になっています。壁掛けTVをするために壁をふかして作っています。
このコンセント部分を外してアンテナ配線をしようとしたら、壁中で下から上に風が吹いていました。冬に結露とかしないか心配です。また普通に寒そうです。家は「気密」が大切!C値は低い方が良い!家は性能!と巷では言われているのに、これはヤバそうです。真冬になったら温度差を計測してみたいと思います。大丈夫かな、これ治るのか!?それとも別に問題無いのか?
完全に隙間を埋める施工をしている訳では無いので、どうしても床からの隙間風は起こり得るとの事です。特別施工ミスという訳では無いとの事です。C値確保のため隙間を埋める施工などお願いしていたら問題ですが、こちらもそこまで求めていないので問題なしとします。
洗面台横のキャビネットと壁に隙間がある
キャビネットの横って巾木無しにして壁にピタッとくっつけて配置するんじゃないのか?でないと隙間に埃が溜るんだけど・・・施工ミスってないか??壁の後ろ側はピタッとくっつけて配置されています。どうなんだろ?施主確認時には見つけられなかった箇所です。6カ月点検で確認したいと思います。
幅木を削ってピタッとくっつけて配置すると最初は隙間が無くて良いのですが、洗面台更新時に全く同じサイズの洗面台になるとは限らないので問題になるのではないか?との話でした。後で本来の施工はどうあるべきか?確認しておいてくれるとの話になりました。
壁紙に凹(へこみ)がある
壁紙に凹(へこみ)みがあります。恐らく釘の打ち込み過ぎの箇所に下地補修がしっかりできていなかったのではないかと推測されます。
小さな凹みなのですが玄関なので気になります。まぁエコカラットを自分で貼る予定の場所なので良いのですが。
引渡し後になるので、施主確認後に施主がつけた傷なのかどうか確認が取れないため有償修理になってしまうとの事でした。まぁ、おっしゃる事は分かります。では、この壁紙を剥がして釘の食い込みさせ過ぎが原因だと判明したら補修費用を持ってもらえるのか?確認しておけば良かったです。あとで悶々としました。なにせ住み始めてスグにココ凹んでるな。と思っていたら次第に凹が大きくなっていったので。しかしながら、施主確認時に指摘できなかった自分が悪いとは思います。
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