ハウスメーカーのWEB上での「口コミサイトでの評判」や「掲示板での口コミ」、フリーペーパーでの「評価」など巷には様々な情報がありますが、情報の読み方には注意が必要です。今回はその注意点をまとめておきます。
ハウスメーカーの口コミサイトでの評判は話半分でOK
ハウスメーカーの「口コミサイト」や「評判サイト」「まとめサイト」などをWEBで読む場合、話半分で読む必要があります。その理由は作られた情報である可能性が高いからです。
新築住宅口コミサイトの闇
ハウスメーカーの口コミサイトなどでも口コミ情報を調べることが可能ですが、業界の闇があるという話も聞きます。ようするに、ハウスメーカーの営業マンなどが、競合するハウスメーカーを陥れるような書き込みも有るとか、無いとか言う話です。
本当かどうかは分かりませんが、まぁ普通に考えてあっても不思議では無いと思います。口コミサイトを読む場合はその分差し引いて読む必要があります。ハウスメーカーの上げ足を取るような情報も鵜呑みには出来ません。
口コミサイトは偽装されている可能性があります。
ある程度信頼できる情報源としては、「過去の裁判例」「是正命令」「法律違反による社名公表」「ハウスメーカーの財務諸表」「Instagramで個人の書き込み」「個人ブログ」などが挙げられます。
新築住宅雑誌による評判・情報の闇
新築住宅の雑誌やフリーペーパーなども色々ありますが、ハウスメーカーから広告費を貰っているの基本的にハウスメーカーの悪い点などは書かれません。よく「No1」とか書かれていますが何時時点でどんな状況で「No1」なのかも不鮮明です。広告費使いまくって一時期だけ売り上げ伸ばして、その期間「No1」だっただけかも知れません。新築住宅の情報を雑誌で調べる場合、その点を割引いて読む必要があります。
雑誌の裏表紙など大きな紙面で書かれているから安心とか有りません。ただ単純に広告費を沢山使っているだけです。そしてその広告費を払うのは家を建てる施主の負担となります。もちろん広告費を掛けて宣伝できるだけの規模がある証明にはなりますが、それだけです。
雑誌メディアは広告主の損になる情報は流せません。雑誌情報は広告主の意向を忖度している可能性が高いです。
アフィリエイトサイトの闇
アフィリエイト広告を目的としたサイトを作る人のことをアフィリエイターと呼びます。そして作られたサイトをアフィリエイトサイトと呼びます。アフィリエイトサイトは広告収入目的で作られているので、売れるための情報選択をしています。誇張なども有り得ます。ランキングなど作られている場合でも、アフィリエイターの売りたい商品・サービスが上位にされてています。その分割引いて読む必要があります。
アフィリエイトサイトは「商品」「サービス」を売るための情報で作られている可能性が高いです。
住宅展示場の闇
住宅展示場を持っているハウスメーカーだから安心という事は有りません。住宅展示場は様々な費用が掛かります。例えば「モデルハウスが古くなってきたから立て直す」「受託展示場にモデルハウスを出す費用」があります。
また、住宅展示場側からハウスメーカーに色々注文が出されます。例えば「モデルハウスを〇時まで営業していて下さい。早く閉められると住宅展示場そのものの営業に関係するのでお願いします。」などと住宅展示場側から申し入れられればハウスメーカー側は営業時間を住宅展示場側に合わせるしかありません。当然、その分「人件費」も必要となります。お土産を貰ったと言って喜んではいけません。
住宅展示場の「費用」「広告宣伝費」は家を建てる「施主」つまりあなたが負担することになります。では、住宅展示場にモデルハウスを出しているような会社で家を建てるのは損なのか?と言えば一概にそういいう事もできません。それは「標準仕様」とハウスメーカーの「仕入れ値」が影響してくるからです。
ハウスメーカーの広告宣伝費を負担するのは住宅の買主である施主自身です。
「標準仕様」とハウスメーカーの「仕入れ値」については過去記事ご参照頂ければ幸いです。
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