新築で注文住宅を建てる際に、2階に和室の畳の部屋を作って寝室にしました。ベッドでは無く畳の上で寝たいと思ってそのような設計にしたのですが、2階の居室は1階と2階との間に電気配線が通るため電磁波の影響が心配でした。
距離の二乗に反比例して電磁波は減少するのですが、2階和室で電磁波の影響は出たのか?電磁波を計測した結果は?実際に寝起きしてみた結果は?電磁波対策をしたらどうなった?これらについて、このブログ記事でレビューしたいと思います。
電磁波遮断シートレビュー
まず、購入した電磁波遮断シートの効果をレビューです。Amazonで購入前にレビューを見ると、「効果が無かった」と書き込みしている人もいて、どうなんだろう?と不安でした。
「効果が無かった」と言っている人も「測定器」を使って数値を計測していなくて使用感とかで書き込みしているので真偽が分からない訳です。
そこで、実際に購入して計測機器で測定してみた結果、効果が有る事が確認できました。
購入したのは中国製品。
「この生地は水で洗ってはいけません。直接肌に触れてはいけません。」と説明書に書かれていますが、裏面のモデルが着ている服って、この生地で作った服ですよ!っていう紹介では無いんですか!?と突っ込みを入れたくなります。
まぁ、私はこの生地使って服を作る訳でも無いですからいいですけど。
余談はさておき、開封して広げてみます。購入したのは108cm×108cmのサイズです。
まず、空気清浄機の電磁波を測定します。454V/M(ボルトマイメートル)の数値が確認できました。めちゃ数値高い!
電磁波遮断シートを間に入れてやると見事に0V/M(ボルトマイメートル)になりました。間違いなく電磁波遮断効果が有る事が確認できました。
新築設計時の電磁波対策
我が家の新築住宅では、建築工事前にホームメーカー(アールギャラリー)の営業担当にお願いして「電気配線工事につき天井配線は部屋外に出来る限り集約し、部屋中心に電線を収束させないようにお願いします。」と指示書を出して貰いました。
そして、家電を使う各所のコンセントをアースコンセントにしてもらいました。これくらいが、費用面からみても格安な電磁波対策ではないでしょうか?
電磁波対策の結果どうなった?
その結果、どうなったかと言いますと住み始めて半年近く経った頃に、私が普段身に付けている心拍数計に異常値が出始めました。就寝して1時間以内に心拍数が150~170近くまで跳ね上がる日が出てきたのです。
心臓は「220ー年齢」の数字までしか鼓動しません。40歳なら220-40=180が心拍数の上限です。私が遅刻しそうになって駅まで走っても心拍数は150程度です。
もちろん、科学的な因果関係は証明できないので電磁波との関係は不明です。ただ単に不整脈が始まったタイミングが新築に引越し後だっただけの話かも知れません。
和室の畳上で電磁波を測定してみた
寝ている時の心拍数が異常なので病院に行かなかんと言うのが1つと、電磁波は対策できているのか?疑問に思い、引っ越して半年程経ってしまいましたが電磁波数値を計測してみました。
すると、残念ながら2階寝室とした和室の畳上で数か所電磁波が50V/M(ボルトマイメートル)程度の数値が計測されました。そしてその場所の1つが、私がいつも寝ている場所の丁度心臓真下の位置だった訳です。
もちろん、科学的な因果関係は証明できないので電磁波と異常心拍数の関係は不明です。
畳の剥がし方
取り敢えず畳を剥がして畳の下を見てみようと思ったのですが、どうやって剥がすのか?ググって見たら専用の道具があるとのことでした。そんな物を持っていない私はドライバーを畳と畳の間に差し込んで「てこの原理」で押し上げて剥がしました。
畳と畳の間にぶっさして
くいっとやればOK
畳に傷が付かないか心配でしたが、問題ありませんでした。ただ、真似して実際に行う際は自己責任でお願い致します。
畳の下はどうなっているのか?
畳の下の様子です。畳を引っぺがしてみたらこんな感じでした。意外と木くずとか残っていたので掃除機掛けて水拭きして掃除しました。新築後引き渡し直後に掃除しておいた方が良かったです。
畳を剥がして数値を測ってみると57V/M(ボルトマイメートル)
電磁波の数値が高い所だと132V/M(ボルトマイメートル)
畳の下に電磁波遮断シートを施工
自分が寝る場所に電磁波遮断シートを施工しました。
施工した箇所は数値0V/M(ボルトマイメートル)です。
ぺらっとめくって計測すると46V/M(ボルトマイメートル)です。いい感じです。
心配だったのは、畳裏で結露とかしてカビ無いか?という事です。取り敢えず水をこぼして水分が通るのか見てみました。
さて、水を垂らしました。どうでしょうか??
水が染みて裏側に到達していました。有る程度は水分を通す様です。
寝室のコンセントをアースコンセントにしておいたので、アースを取って電磁波遮断シートにつなげておきました。これで電磁波遮断だけでなく電流を地面に逃がしてくれます。
これなら家に雷が落ちても、アースで逃がしてくれるから寝ていても安心・安全かな??
あとは畳を戻せばOKです。
完成!
畳の下に電磁波遮断シートを施工した結果
まだ、施工して2週間程度ですが取り敢えず今の所は就寝後に心拍数の異常値は出ていません。暫くは経過観察したいと思います。
また、畳下の結露・カビも問題無さそうです。施工後1週間後に畳を剥がしてみてみましたが非常に乾燥していました。布団敷きっぱなしにしている訳でもありませんし、その点問題無さそうです。
そして、電磁波に興味の無かった奥様から「私の分の電磁波遮断シートは無いの?」と問い合わせが来て、もう2枚追加注文が必要となりました。
約半年後にカビなど生じて無いか確認(追記)
約半年経過した後に畳を剥がしてみてカビなど生じていないか?一応確認してみました。完全に乾燥していてカビなども無く問題無しでした。
電磁波対策のお勧め品
電磁波遮断シート
実際に私が購入した電磁波遮断シートのリンクを貼っておきます。Amazonで購入しましたが、他のショップで類似品を購入しても恐らく性能的に大差無いとは思います。
電磁波測定器
電磁波対策を行うのに数値で測定した方がより明確に対策可能です。持っていれば色々計測できるので便利です。
書籍アース革命
新築を計画する際に参考にさせてもらった書籍です。電磁波が科学的に健康被害を及ぼすのかどうかの審議は別として、たいしてコストが掛からないような対策であれば、しておいて損は無いと思います。
はだしで大地に立つと病気が治る
畳の下に電磁波除去シートを敷いてアースも取ってみた理由が書いてある本です。あくまで仮設の話なので真偽の程はさておき、科学的な仮説を立てて書いてあるので読んでみて面白いです。Amazonのコメント欄で内容に触れてレビューしている方がいるので、レビュー記事を読むだけでも十分参考になります。
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