エアコンなんか臭いなと思ったら、カビが発生していました。しかしエアコン清掃を業者に頼むと高額です。また家の中にあがられるのも嫌です。業者によってはいい加減な清掃する業者もいます。ということで自分で清掃することにしました。エアコン掃除の仕方を調べて最適解を導き出したつもりです。これから作業される方のご参考になれば幸いです。
エアコン掃除に必要な道具
エアコン掃除するために、専用の道具を揃えると時短ができ効率的です。またエアコンを痛めるリスクも減るので道具選びにはこだわりました。お金を掛けたくない人は、専用品と比べて効果は落ちますが、自宅にある中性洗剤や百均で売っているアルカリ電解水などでも掃除できるようです。
エアコンクリーナー
エアコンクリーナーは安い物を買うとエアコン内部部品を痛めたり、洗浄剤が残ってカビの原因になったりするとのことです。香料が入っているクリーナーは臭いとの批判もあり使えた物ではありません。そこでアルカリ電解水を使った余分な物の入っていないエアコンクリーナーを使うことにしました。
エアコン養生ビニール
エアコン掃除の際に汚れ飛散防止の養生をします。自宅の90リットルゴミ袋を加工して養生することも可能です。ただし、漏れたり作業途中で剥がれたり、失敗リスクが高まるのでその点は注意が必要。市販の商品を1度購入しておけば洗って何度か使えるので便利です。
エアコン掃除ブラシ
エアコンのファンをまず最初に物理的に掃除するのにブラシを使います。百均で売っているブラシでも何でも良いですが、お値段相応の使い心地です。
エアコン掃除用モップ
エアコンを物理的に掃除するのにモップを使います。洗って使えるタイプを購入しましたが、百均で同じような物を購入して使い捨てした方が楽かも知れません。ペーパータオルを塗らして棒に巻き付けて拭くことで代用可能です。
ごみ袋 半透明 30L+90L
汚れた使い捨て掃除道具や床の養生に30L程度の大き目のゴミ袋があると便利です。エアコンを養生する場合は90L程のサイズが必要です。
ゴーグル・マスク・手袋 (カビ対策)
エアコン掃除をする際にカビが生えていると吸い込んで体に取り込んでしまう危険があります。体調不良の原因となるのでゴーグル・マスク・手袋でしっかりと防御力を上げてから作業するのがお勧めです。
脚立
高い位置に設置されているエアコンの清掃作業をするので脚立が必要です。作業中にガタつかない物がお勧めです。
バケツ
エアコン清掃で汚れた水を受けるのに使うバケツが必要です。百均で売っているバケツで大丈夫ですが、使用後の保管場所を考えると折りたためるバケツがお勧めです。
自分でできるエアコン掃除の手順
安全のための注意点

換気:洗剤やスプレーを使うときは、窓を開けて換気を確保しましょう。
電源を切る:感電防止のため、エアコンの電源は必ず抜く事。
高所作業の安全:脚立を使う場合は、ぐらつかないよう注意。
着具:マスク・ゴーグル・ビニル手袋などあれば万全。
フィルターの掃除

エアコンのフィルターはホコリがたまりやすい部分。掃除は簡単!自分の場合、エアコンフィルタの自動清掃機能付き機種だったので綺麗な状態でした。
- エアコンのカバーを開け、フィルターを取り外す(機種によって異なるので説明書を参照)
- ぬるま湯と中性洗剤で洗い、歯ブラシでこびりついた汚れを優しく落とす。
- 水気を拭き取り、完全に乾かしてから元に戻す。(濡れたまま取り付けるとカビの原因になる)
外装と吹き出し口の清掃


エアコンの外側や吹き出し口も忘れずに。
- 雑巾に中性洗剤を薄めた水をつけ、固く絞って拭く。
- 吹き出し口の細かい部分は、歯ブラシを使って丁寧に汚れを落とす。
- 仕上げに乾いた布で水気を拭き取る。
- ファンの「蓋」は送風ファンの掃除をするのに邪魔なので外して洗う
エアコン送風ファンの掃除


エアコンのシロッコファンを隙間ブラシを使って物理的に掃除していきます。これで8割程度の汚れを落としてからエアコンクリーナーで残りの汚れを落とします。
エアコンクリーナーの使い方
今回は90Lゴミ袋を使って簡略的に養生しました。シロッコファンくらいしか汚れていなかったためエアコンクリーナーの使用量が少なく済みそうだったためです。



白くまくんを使っているのですが凍結洗浄機能が優秀でファン部分は綺麗だったので、掃除が楽でした。送風ファンを掃除するくらいで済みました。汚れている場合はスプレー必要です。

市販のエアコンクリーナースプレーを使うと、内部の汚れもスッキリ!
- スプレー缶をよく振り、吹き出し口やシロッコファンに均等に噴射。
- 吸い込まないように注意。マスク使用。換気必須。
- 数分置くと汚れが浮き出る。その後再度吹き掛けると汚れが落ちやすい。
- 乾燥時間を十分に取ってからエアコンを使用すること(30分程度)
自分でできない部分
フィルターや外装は自分でも掃除できますが、内部の熱交換器は専門知識が必要です。異臭や異常音がする場合は、プロに依頼するのが賢明。汚れが酷い場合は年に1回程度、プロのクリーニングを検討しましょう。
実際の掃除結果
実際に自宅のエアコンを掃除してみました! 送風ファンはホコリで汚れていましたが、洗った後は驚くほどキレイに。ビフォーアフターの写真を見ると一目瞭然です!
掃除後は風量がアップし、冷房の効きも良くなった気がします。嫌な臭いも消え、部屋の空気が爽やかに! 自分でやったことで、プロに頼む費用も節約でき、大満足です。ただし、内部の奥深くの汚れは限界があるので、汚れが酷い場合にはプロのメンテナンスも必要だと感じました。
掃除の頻度とメンテナンスのコツ
- フィルター掃除:2~4週間に1回が理想。夏や冬の使用頻度が高い時期はこまめに。
- 季節ごとのメンテナンス:夏の使用前にフィルターと外装をチェック。冬は結露に注意。
- プロのクリーニング:内部の徹底洗浄を依頼するとより綺麗になる。
よくある質問
Q: どのくらい時間がかかる?
A: フィルターと外装の掃除なら、1時間程度で完了します。
Q: 洗剤は何を使えばいい?
A: 家庭用の中性洗剤で十分。アルカリ電解水もお勧め。エアコン専用のクリーナーも効果的です。
Q: 自分で掃除して壊れることはある?
A: 説明書に従い、電源を切って丁寧に作業すれば問題ないかと思いますが、メーカー非推奨なので完全に自己責任です。
7. まとめ
エアコン掃除は、初心者でも簡単にできます! フィルターや外装をキレイにするだけで、エアコンの性能がぐんとアップ。電気代の節約にもつながります。カビ臭さもなくなります。定期的なメンテナンスを心がけ、必要に応じてプロに依頼することをお勧めします。
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